transit
Philosophy

言葉のすきまを
渡すという仕事

完璧に等しい翻訳など、本当は存在しません。翻訳とは、言葉と言葉のあいだにある「すきま」を、どう渡すか。その営みについて。

異なる言語で書かれた紙が重なりあう
ある言語にある概念が、別の言語にはない ── 意味は、いつも少しずつずれている。
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言葉と言葉のあいだには すきまがある

「木漏れ日」という日本語を、あなたは一言の英語で言えるでしょうか。木々の葉のあいだから差し込む、あの光。英語には、これにぴったり当てはまる単語がありません。

逆に、英語の「serendipity(素敵な偶然の出会い)」を、日本語一語で表すのも難しい。「いただきます」も、多くの言語に、対応する言葉がありません。

言語は、一対一では、重ならない

ある言語にある概念が、別の言語にはない。ニュアンスが、微妙にずれる。つまり、言葉と言葉のあいだには、必ず「すきま」があるのです。翻訳とは、このすきまをどう渡すか、という営みなのです。

葉のあいだから差し込む木漏れ日
komorebi ── 一語では移せない光
02

AIには 渡せないもの

原稿に向かい思考する翻訳者
その最後の一手は、いまも人に

いまや、機械翻訳は驚くほど進歩しました。ボタン一つで、瞬時に、それなりの訳文が手に入る時代です。では、人が訳す意味は、もうないのでしょうか。

私たちは、こう考えています。だからこそ、人にしかできない翻訳の価値が、際立つ時代になった、と。

機械は、言葉のすきまを、しばしば無視します。文脈を読み違え、皮肉を真に受け、文化の機微を取りこぼす。それらしく見えて、肝心なところで意味を外す。契約書の一語の訳が、大きなトラブルを生むこともあります。

すきまを渡せるのは、いまも、人だけだ。

誰が、何のために、誰に向けて書いた言葉なのか。その背景を汲み、最適な訳を判断する。行間や、あえて言われていないことまで届ける。transitは、機械を賢く使いこなしながらも、最後は人の目と判断で、言葉のすきまを渡し切ります。

03

transitが 訳すもの

私たちが訳すのは、単語ではありません。その言葉に染み込んだ、すべてを訳します。

意図

言葉の奥にある、書き手・話し手が本当に伝えたかったこと。

文脈

その場の空気や、話し手と受け手の関係性といった背景。

調

トーン

直訳では失われてしまう、言葉の温度やニュアンス。

文化

その言葉が生まれ育った、文化そのものの背景。

これらをまるごと汲み取り、受け手の言語で、最も自然に、最も正確に伝わるかたちへ。言葉を移すのではなく、意味を届ける。それが、transitの翻訳です。

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言葉の壁の 越え方を 一緒に

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